年末になると思い出すこと
結婚したばかりの頃、
年末には師匠のお宅に伺って、大掃除を手伝うものだと思っていた。
現に、弟弟子(今はいない)が玄関を丸洗いしているのを見た記憶があるし
一門や業界によっては、子ども部屋まで弟子が掃除をするところもあるらしい。
「暮れは何時に伺いましょうか?」と尋ねると
「あ、大掃除は来んでエエから。自分の家の掃除しとき。」と、奥さん。
結婚したばかりやから気遣ってくれたはんねや、と思っていた。
しかしお年始に伺った時、
「どやった?あの子の掃除?」
本棚の掃除をしようとしたら、手に取った本を読み始めて動かない。
お風呂を洗うのに、換気扇をつぶす。
玄関をデッキブラシで磨いた後には、そのブラシが折れて捨て置かれてる。
私の説明を聞くなり奥さんが
「やっぱりな、私の思うてた通りや。
あの子に掃除させると、被害の方が大きいねん。
ええか、これからも年の暮れには、うちに近付かさんようにな。」
奥さん、さすがでした。
この年末、私の大掃除にやたら協力的だった師匠の被害が
今のところは表裏逆に入れられた網戸達と
水没した掃除機のハボキだけだが
年が明けてから、残りの被害が露わになったりして・・・![]()
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