2011/11/05

小春日和

「小春日和」は、晩秋から初冬にかけての季語で、

小春は陰暦10月だから、今の11月。

それにしても最近の陽射しの強さは、

小春なんてかわいらしい呼び方じゃなく、狂い咲き。

まもなく立冬だというのに、長袖まくって、掛布団を蹴とばして

夜桜お七♪が頭の中をグルグル~。

夏物を片付けてセーター出そうとしていたんだけど、中止してしまった。

おかげで、クローゼットは半袖がフルに出たままで、

ウール類が半分だけ顔を出した状態。

師匠はまだまだ単衣で、袷なんて触る気配もない。

英語では小春日和をIndianSummerというけど

今の気分は、いつまでやん、サマー?

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2007/01/06

年賀状その1

今年もたくさんの方から年賀状をいただきました。

いただいて文句を言うわけではないのですが

宛名にアレ?と考えさせられるものがあります。

噺家の間での尊称は「師匠」か「兄さん」

「師匠」だけで敬称になっているので「師匠様」ではダブリます。

「社長様」と同じ、「さまさま」でいいのはフリカケだけ。

「兄さん」の尊称は「大兄」なのですが、こちらも「大兄様」が多い。

大兄では尊称と見てもらえないかも・・・と不安なのでしょうけど

その場合は「兄様」と書けば良いようです。

様が一般的な敬称なのですが、団体宛には「御中」。

個人に対する宛名に「御中」は使いませんから、ご注意ください。

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2006/11/22

小春日和

天気予報を伝えるアナウンサーが「今日は小春日和になるでしょう。」

え、ちょっと待って。私、小春日和って12月初旬だけの言い回し、って習った記憶があるけど・・・。

調べてみると、「小春」は旧暦の10月の別名で、現代で言うと11月5日~12月3日にあたる。つまり「小春日和」とは、晩秋から初冬の時期に時々あらわれる暖かくて穏やかな晴天のことだそうだ。私が習った古文の先生は、それを狭義に解釈していたのかもしれないが、冬の季語だから12月に使って許されそうだ。少なくとも、さだまさしの「秋桜」みたいに季節を間違って使っていたわけではないみたい。

ちなみに外国にも小春日和があるそうだ。この季節に暖かい日差しを嬉しく思うの気持ちは世界共通のようで、アメリカとカナダでは「インディアンの夏」、ドイツでは「老婦人の夏」、イギリスは「聖ルカ祭の夏」、中国では「こはるのようき」、ロシアでは「女の夏」などと、呼ばれていると。

さて今日も、天気予報どおり穏やかな一日になりますように。

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2006/10/12

お疲れさまorご苦労さま

亡くなった父は、言葉に対して口やかましいヒトだった。

一度叔父への手紙の宛名を「殿」と書いていて、ひどく叱られた経験がある。

「~殿」は、同輩もしくは目下の者に対して遣う宛名だと教えられ、

以来、私は宛名に「殿」を遣わないようにしている。

同じ意味で、私は「ご苦労さま」という言葉を遣わない。

「ご苦労」も、目上の者が目下のものに対してかける労いの言葉であって、

「ご苦労」に「様」をつけても、言葉本来のニュアンスは変わらない。

城でふんぞりかえったお殿様が、家来に向かって

「ご苦労!」と言うシーンが頭に浮かんでしまうし、

「ご苦労さん」は、蔵を持つ程の大店の旦那が、

蔵仕事を終え蔵を出てきた丁稚さんにかけた言葉が語源、という説もある。

説の真偽はともかく、見下した労い言葉であることは間違いなさそうだ。

どうせ労うなら、気持ちよく労いたい。

だから私は、「お疲れさまでした。」を遣う。

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2006/08/10

残暑見舞い

ポストには毎日のように、またお顔を見せてくださいね♡と書き込まれた

祇園からの暑中見舞い。

それが、ここ2~3日は残暑見舞いに顔を改めた。

一昨日の立秋で、暦の上では、もう秋を迎えたことになる。

37℃とか38℃とか、まだまだ夏バテするには申し分のない暑さだが

古来、季節のあいさつは暦に従ってきたものだから

この暑さは、厳しい残暑・なお残炎。

まだ京都の市街地では実感はないが、

田舎に行けば、朝夕の風に新涼を感じられるのかもしれない。

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2006/06/18

京ことば

四国生まれの私は、京都に嫁いで初めて京都で暮らし始めた。

関西弁に違和感はなかったが、それでも知らない単語がボツボツ。

最初にとまどった言葉は「なおす」だった。

ストーブをなおしておけ=ストーブを片付けろ、が分からなくて、

どこを修理するのか途方に暮れた新婚当初。

「食べよし」と言われて、なんでここで了解をもらわなあかんのか理解できなかった。

㊟「~しよし」は、「~しなさい」の意。

なんで突然こんな話題になるかと言うと、昨日読んだのが「大阪弁」の本。

「てんご」とか「どないだ」とか、今や落語の中でしか耳にしないような言葉が山ほど紹介されている本だ。

一気に読み終えたので、次は娘に読ませようと本棚に「なおさず」に置いている。

なぜって、「いちびり」は標準語だと思い、電子辞書で調べていた我が家のお茶子娘、

昨夜は、「そうでおまっしゃる?って、京都弁やんなぁ」と父に尋ねて

イントネーションまで直されていた。

どうやら、京都に生まれ育ったからといって

必ずしも京ことばをしゃべれるわけでなはいらしい。

何事も実習あるのみやね!

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